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備 考
製品概要
「全国に風車を植えよう!」を合言葉に、手軽に安価にどなたでも風力発電を体験できることを目指しノースパワーが開発・製品化した風力発電機キットです。
手軽さが特徴の小型タイプですので、風力によって発電された電力は、高価な大型バッテリーではなく、ニッカド電池やニッケル水素電池などの手軽な充電用電池に充電したり、豆電球に直結するなどして利用することが出来ます。
組み立てや取り付けも簡単で、風力発電の入門機として最適なほか、ブレード角度が自由に変更・調整できますので、NP-103を設置する地域の風況に合わせたセッティングが可能です。
豊富に用意されたオプションパーツを使えば、様々なバリエーションへと展開することが出来ますので、自分だけのオリジナル機種を作ることもできます。
展開・設定自由度が大きいのが特徴で、小中学校をはじめとして、各種教育・研究機関でも教材用キットとして幅広くご好評をいただいている製品です。
夏休みの自由研究などにはピッタリの商品です。自然(風力)のエネルギーの仕組みが肌で感じることが出来て、お子様の教育にもなります。
製品特徴
本製品は、他製品と比較して次のような特徴があります。
実際の利用例
以下に本製品の代表的な利用事例をご紹介します。
風力発電機NP-103仕様表
項 目 | 仕 様 |
---|---|
製品名称 | NP-103 |
ローター直径 | 57cm |
ブレード枚数 | 3枚(オプションにより2枚、4枚、6枚に変更可能) |
発電機定格出力 | 2.4W(6V-0.4A)発電機自体は交流出力 付属の整流用ダイオードにより直流変換可能 |
発電機形式 | 永久磁石単相交流発電機(極数=8) |
本体重量 | 約1.1kg |
材質 | ブレード他主要部品:ステンレス(SUS304) ロータボス他一部品:真鍮(C3062) 発電機本体:アルミニウム合金(A5052P) ボルト・ナット・ネジ部品:ステンレス(SUS304) |
表面塗装・処理 | 無し(すべてのパーツは耐蝕性材料で構成) |
ファーリング機構 | 無し |
製品構成 | <キット構成パーツ> ブレード×3枚 ブレードステー×6個 ロータープレート×1枚 ローターボス×1個 発電機×1個 ダイナモスタンド×1個 本体ベース×1個 尾翼プレート×1枚 整流用ブリッジダイオード×1個 電線ケーブル×1組 ボルトナットネジ類×1式 <キット構成パーツ外の添付品> 日本語詳細説明書×1冊 オプションパーツ申込書×1枚 注意書き×1枚 |
製品梱包サイズ | 縦12cm×横30cm×高8cm、重量約1200g |
ご参考資料
(1)製品の組み立て方
NP-103の全パーツです。
※現在のダイナモの色は【黒】です。
組み立てに必要な工具です。
プライヤーとプラスドライバー、レンチ類です。
1.ローターボスspan>をプライヤーやバイス(万力)などで固定し、ロータープレートにボルトで結合します。
2.ローターボスをしっかり固定したまま、ロータープレートをはめ、ワッシャ、スプリングワッシャを通した後、M12のステンレスナットを19mmのレンチ又はスパナでしっかりと締め込んで固定します。
3.ロータープレートにブレードステーを取り付けます。M4ネジとナットを2組づつ使って、ブレードステーを3つ取り付けます。
4.次に、それぞれのブレード(翼)にも、同様にしてブレードステーを取り付けます。
5.このようにして、ブレードを3組作ります。
6.ブレードとロータープレートのステー同士をM6ボルトとナットで取り付け固定します。 とりあえず、ブレードを3本とも取り付けてしまいますが、この後、ブレードの角度(ピッチ角)を調整するので、仮止め程度に締めておきます。
7.ブレードのピッチ角を調整します。3本のブレードピッチ角が全て等しくなるように調整します。厚紙を任意の角度に切り取り、ブレードの下に当てて角度を調整した後、ネジを締め込み、ブレードを固定します。最初は、10~20°くらいのピッチ角で挑戦してみましょう。
8.M4ネジとナットで、本体ベースに尾翼プレートを取り付けます。
9.支柱取付用のスリーブとして、適当な長さの水道管を利用し、U字ボルトで取り付けます。
水道管は別売りですので、ホームセンターなどで、長さ200mm程度、外径27mmφ(20A)のものを購入します(300円前後です)。
10.U字ボルト2本を通し、ワッシャとM4ナットで固定します。
このスリーブに任意の長さの支柱(別売り)を通します。スリーブの内径は、約20mmφですので、支柱に使う金属製パイプは、外径19~20mmφ程度のものを使用します。
11.ダイナモの脚にケーブルの丸端子を通し、脚をダイナモスタンドの奥まで入れます。
※現在のダイナモの色は【黒】です。
12.ダイナモスタンド側面の2箇所のネジ穴に、M4ボルトをそれぞれ通し、ダイナモスタンドにダイナモを固定します。
13.もう一方のケーブルは、ダイナモ尻部にある接続端子に、棒状端子を通して固定します。
14.電線ケーブルは、本体ベース上部の穴から、スリーブ、支柱の中を通して、下方に導きます。
15.ダイナモスタンドを本体ベースに通し、ワッシャ、スプリングワッシャ、M12ナットで固定します。
16.これで完成です。
ゆっくり組み立てても、作業時間は1時間程度です。NP-103ベーシックモデルを基にして、オプションパーツをどんどん使って自分だけのオリジナルモデルを作っちゃいましょう!
オプションパーツ
下表は、別売りオプションパーツの一覧です。
オプションパーツは、NP-103オーナー様のみへのご提供です。
(オプションパーツ申込書が製品に同梱されています。)
品 名 | 注文型番 | 説 明 |
---|---|---|
ステンレスブレード | BLD-5023 | 幅50mm、長さ230mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-5020 | 〃50mm、〃200mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-5017 | 〃50mm、〃170mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-4023 | 〃40mm、〃230mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-4020 | 〃40mm、〃200mmのSUSブレード(標準) |
ステンレスブレード | BLD-4017 | 〃40mm、〃170mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-3023 | 〃30mm、〃230mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-3020 | 〃30mm、〃200mmのSUSブレード |
ステンレスブレード | BLD-3017 | 〃30mm、〃170mmのSUSブレード |
ロータプレート2,4枚翼用 | ELE-006 | 2枚翼、4枚翼仕様用のロータプレート |
ロータプレート6枚翼用 | ELE-012 | 6枚翼仕様用のロータプレート |
木製ブレード | ELE-5055 | 幅50mm、長さ550mm、厚15mmのバルサ材 |
木製ブレード用ロータボス | ELE-007 | 木製ブレード専用のロータボス部品 |
電線付き電池ケース | ELE-033 | 単三電池×2本用 |
オプションパーツ利用例
6枚翼仕様
ダウンウインド仕様
木製ブレード仕様