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風力発電機キット NP-103

  • 教育・入門用の決定版!
製品名  NP-103
     (日本語読み「えぬ・ぴー・いちまるさん」)
品番   NPB-103
メーカー ノースパワー
生産国  日本
主要仕様 ローター直径57cm、最大出力2.4W
¥10,584 税込
商品コード: 2
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備 考

[ 製品に標準で添付されているもの ]
キット本体、日本語詳細マニュアル、オプションパーツ申込書
[ 製品に含まれないもの ]
支柱、支柱取付用スリーブ、蓄電池、オプション部品

製品概要

「全国に風車を植えよう!」を合言葉に、手軽に安価にどなたでも風力発電を体験できることを目指しノースパワーが開発・製品化した風力発電機キットです。

手軽さが特徴の小型タイプですので、風力によって発電された電力は、高価な大型バッテリーではなく、ニッカド電池やニッケル水素電池などの手軽な充電用電池に充電したり、豆電球に直結するなどして利用することが出来ます。
組み立てや取り付けも簡単で、風力発電の入門機として最適なほか、ブレード角度が自由に変更・調整できますので、NP-103を設置する地域の風況に合わせたセッティングが可能です。

豊富に用意されたオプションパーツを使えば、様々なバリエーションへと展開することが出来ますので、自分だけのオリジナル機種を作ることもできます。
展開・設定自由度が大きいのが特徴で、小中学校をはじめとして、各種教育・研究機関でも教材用キットとして幅広くご好評をいただいている製品です。

夏休みの自由研究などにはピッタリの商品です。自然(風力)のエネルギーの仕組みが肌で感じることが出来て、お子様の教育にもなります。


製品特徴

本製品は、他製品と比較して次のような特徴があります。

  • (1)製品価格が非常に安価。
  • (2)周辺機器・機材も安価に用意できるため、風力発電を手軽に体験できる。
  • (3)設置状況や目的に合わせて、ブレード角度を自由に変更・調整できる。
  • (4)ブレードの枚数を2、4、6枚翼仕様に変更できる(要オプション部品)。
  • (5)ブレードの幅の広さや長さの違いなどによって、ブレードのバリエーションが9種類あり、オリジナルセッティングが楽しめる(要オプション部品)。
  • (6)ほとんどの部品が板金加工された単純な部品であるため、一部の部品を自作したパーツに置き換えることが容易である、等の改造自由度が大きい。

実際の利用例

以下に本製品の代表的な利用事例をご紹介します。

  • (1)学校や大学、研究機関等における教材・実験用機材として
  • (2)本格的な風力発電システムの導入を検討している方の入門機として
  • (3)風力エネルギーで充電用電池を充電する実用的な用途として
  • (4)イベント活動等の広告塔や装飾として
  • (5)夏休みや冬休みの自由研究の素材として

風力発電機NP-103仕様表

項 目 仕 様
製品名称 NP-103
ローター直径 57cm
ブレード枚数 3枚(オプションにより2枚、4枚、6枚に変更可能)
発電機定格出力 2.4W(6V-0.4A)発電機自体は交流出力
付属の整流用ダイオードにより直流変換可能
発電機形式 永久磁石単相交流発電機(極数=8)
本体重量 約1.1kg
材質 ブレード他主要部品:ステンレス(SUS304)
ロータボス他一部品:真鍮(C3062)
発電機本体:アルミニウム合金(A5052P)
ボルト・ナット・ネジ部品:ステンレス(SUS304)
表面塗装・処理 無し(すべてのパーツは耐蝕性材料で構成)
ファーリング機構 無し
製品構成 <キット構成パーツ>
ブレード×3枚
ブレードステー×6個
ロータープレート×1枚
ローターボス×1個
発電機×1個
ダイナモスタンド×1個
本体ベース×1個
尾翼プレート×1枚
整流用ブリッジダイオード×1個
電線ケーブル×1組
ボルトナットネジ類×1式
<キット構成パーツ外の添付品>
日本語詳細説明書×1冊
オプションパーツ申込書×1枚
注意書き×1枚
製品梱包サイズ 縦12cm×横30cm×高8cm、重量約1200g

ご参考資料

(1)製品の組み立て方

NP-103の全パーツです。

※現在のダイナモの色は【黒】です。

組み立てに必要な工具です。
プライヤーとプラスドライバー、レンチ類です。

1.ローターボスspan>をプライヤーやバイス(万力)などで固定し、ロータープレートにボルトで結合します。

2.ローターボスをしっかり固定したまま、ロータープレートをはめ、ワッシャ、スプリングワッシャを通した後、M12のステンレスナットを19mmのレンチ又はスパナでしっかりと締め込んで固定します。

3.ロータープレートにブレードステーを取り付けます。M4ネジとナットを2組づつ使って、ブレードステーを3つ取り付けます。

4.次に、それぞれのブレード(翼)にも、同様にしてブレードステーを取り付けます。

5.このようにして、ブレードを3組作ります。

6.ブレードとロータープレートのステー同士をM6ボルトとナットで取り付け固定します。 とりあえず、ブレードを3本とも取り付けてしまいますが、この後、ブレードの角度(ピッチ角)を調整するので、仮止め程度に締めておきます。

7.ブレードのピッチ角を調整します。3本のブレードピッチ角が全て等しくなるように調整します。厚紙を任意の角度に切り取り、ブレードの下に当てて角度を調整した後、ネジを締め込み、ブレードを固定します。最初は、10~20°くらいのピッチ角で挑戦してみましょう。

8.M4ネジとナットで、本体ベースに尾翼プレートを取り付けます。

9.支柱取付用のスリーブとして、適当な長さの水道管を利用し、U字ボルトで取り付けます。
水道管は別売りですので、ホームセンターなどで、長さ200mm程度、外径27mmφ(20A)のものを購入します(300円前後です)。

10.U字ボルト2本を通し、ワッシャとM4ナットで固定します。
このスリーブに任意の長さの支柱(別売り)を通します。スリーブの内径は、約20mmφですので、支柱に使う金属製パイプは、外径19~20mmφ程度のものを使用します。

11.ダイナモの脚にケーブルの丸端子を通し、脚をダイナモスタンドの奥まで入れます。

※現在のダイナモの色は【黒】です。

12.ダイナモスタンド側面の2箇所のネジ穴に、M4ボルトをそれぞれ通し、ダイナモスタンドにダイナモを固定します。

13.もう一方のケーブルは、ダイナモ尻部にある接続端子に、棒状端子を通して固定します。

14.電線ケーブルは、本体ベース上部の穴から、スリーブ、支柱の中を通して、下方に導きます。

15.ダイナモスタンドを本体ベースに通し、ワッシャ、スプリングワッシャ、M12ナットで固定します。

16.これで完成です。
ゆっくり組み立てても、作業時間は1時間程度です。NP-103ベーシックモデルを基にして、オプションパーツをどんどん使って自分だけのオリジナルモデルを作っちゃいましょう!

オプションパーツ

下表は、別売りオプションパーツの一覧です。
オプションパーツは、NP-103オーナー様のみへのご提供です。
(オプションパーツ申込書が製品に同梱されています。)

品 名 注文型番 説 明
ステンレスブレード BLD-5023 幅50mm、長さ230mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-5020 〃50mm、〃200mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-5017 〃50mm、〃170mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-4023 〃40mm、〃230mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-4020 〃40mm、〃200mmのSUSブレード(標準)
ステンレスブレード BLD-4017 〃40mm、〃170mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-3023 〃30mm、〃230mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-3020 〃30mm、〃200mmのSUSブレード
ステンレスブレード BLD-3017 〃30mm、〃170mmのSUSブレード
ロータプレート2,4枚翼用 ELE-006 2枚翼、4枚翼仕様用のロータプレート
ロータプレート6枚翼用 ELE-012 6枚翼仕様用のロータプレート
木製ブレード ELE-5055 幅50mm、長さ550mm、厚15mmのバルサ材
木製ブレード用ロータボス ELE-007 木製ブレード専用のロータボス部品
電線付き電池ケース ELE-033 単三電池×2本用

オプションパーツ利用例

6枚翼仕様

ダウンウインド仕様

木製ブレード仕様

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